1巻第4話 胎児の光 あらすじ
第四話 胎児の光
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先輩看護師の指示を受けてX華は今朝アウス(人工中絶)を受けた女性の部屋を訪れました。
そのベッドの上には女性とその彼がもぞもぞ。
「はあ!?カレシと一緒にベッドに入ってたって!?」
ナースステーションで報告を受けた看護師たちはびっくり。
術後一か月は性交渉してはいけないのです。
「いえ、なんか慰めてたみたいで・・・」
ゴム(コンドーム)をつけたりピル(経口避妊薬)飲んだりするほうが妊娠した後のことよりも絶対簡単なのにどうしてめんどくさがるのか。
中絶する女性は自業自得なんて言われるけど、実際はそうじゃないことをX華はこの仕事をするようになって知りました。
駅前で中学以来久しぶりに会った後輩は大人しくて幼げな見た目でしたが堕胎のためにX華がバイトするクリニックに行くところでした。
(ウソでしょ?こんな幼く見える子が・・・)
カレは妊娠の話をしたら電話に出なくなってしまったとか。
数えきれないくらいの状況を見てきたX華にはそれだけで後輩の置かれた状況がわかってしまいました。
(男は逃げることができるけど女はすべて背負わなければならない)
X華は思います。
(心の準備はできていなくても進んでいかなきゃいけない・・)
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